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「日本の眼」第3章は「無地の美」

東京コレクションが中止になり、「まとふ」は
映像でコレクションビジュアルを発表しました。
http://www.matohu.com/ja/collection/index.html
こちらで、映像とルックをご覧いただけます。

「無限の表情をもつ無地」が、それをまとう人の
美しさを際立たせてくれることを目指したコレクションです。

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ありふれた日常の風景のなかに、どれほど「無地の美」があるか探してみよう。
注意深く、丁寧に視線をなげかける。するとそれは身の回りのいたるところに宿っている。

―それは足下の芝生にもある。枯草色の淡いベージュのすき間から、暗い土とわずかな萌黄が抽象的な線描となって重なり合う。
-コレクションのコンセプトよりー

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『しかし無地を単なる色彩の否定と受け取るのは
浅い。それは「有」を否定する「無」ではなく、却って無限の「有」を包合する「無」と見ねばならない』
柳宗悦―『日本の眼』より

「かさね」からスタートした「日本の眼」シリーズ
「無地」?、どのような表現になるのか・・・
想像を膨らませていたところに、想像を超えた悲しい出来事が起りました。
しかし、期待を裏切ることなく、「まとふ」は見事な作品を届けてくれました。

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「無地」と言えば、プレーンで模様も味わいも無い
表面を思い浮かべる人が多いだろう。
無地の白い壁面。ミニマムで、シンプルな、引き算のスタイル。
しかし柳がここで言っている「無地」とは、それとは全く逆のものだ。すべてを消し去った「無地」ではなく、すべての多様性を含んだ「無地」。はたしてそんな物があるのだろうか?
-コレクションのコンセプトよりー

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「かさね」のテーマで「色」の持つ力に、「無地の美」で「色」の持つさらに強い力に気づきました。

毎日何気なく見ている風景の中の「無地」と思しき物の中に含まれている豊かな「色」。
「まとふ」からのメッセージです。

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中性的でシンプルなシルエットと余分な
装飾を排したスタイル。
近くで見ると複雑なテクスチャーと繊細な色合いで、いわゆる「地味」には傾かない。

「無地」は決して、「地味」ではない。それどころかむしろ繊細な色彩と無限の変化を見せながら私たちのすぐそばで、静かに輝き始める。
-コレクションのコンセプトよりー

デザイナープロフィール

堀畑 裕之は同志社大学大学院を修了後、関口 真希子は杏林大学を卒業後、ともに文化服装学院アパレルデザイン科で学ぶ。1998年に卒業後、それぞれ別々のデザイナーズブランドでパタンナーとして5 年間勤務。2003年渡英、ロンドンのBora Aksuのアトリエで働く。帰国後05年3月(株)lews纏設立、「matohu」をスタート。06年3月より東京コレクション・ウィーク(JFW)に参加。2009年 毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。

official site. http://www.matohu.com/

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